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ゆるゆるOblivion

Oblivion妄想RP日記です。渋親父率高いので、加齢臭漂ってます

健やかなる朝

朝。

「うーん・・・・おはよう・・・・」

寝ぼけ眼をこすりながら階下へ降りると、すでにおっさんの姿があった。

安眠妨害64


「おはよう」


安眠妨害65

「ふわあぁぁあ~・・・・、よく寝たわー」

こんなにグッスリ眠れたのはいつ以来だろう。
身も心もスッキリしており、なんだか気分が良かった。

安眠妨害66


「おはようございますMiaさん。よく眠れたかしら?」

Eyjaさんが私の声を聞きつけやってきた。

「ええ、お陰様で^^」

「それは良かったわ」
「朝起きたらあなたの姿が見えなかったから、心配してましたのよ?」

「あっ、夜ちょっと寒かったから、暖炉の前で寝させてもらったんです」

「まあ、そうでしたの。確かに地下室は少し冷えるものね」
「朝はなにをお飲みになります?コーヒーと紅茶、どちらがいいかしら?」

「紅茶でお願いします」

Eyjaさんはにこっと微笑むと台所へ行ってしまった。
ゴシップ好きと聞いているので、何か変な突っ込みを入れてくるのではないかと、思わず身構えてしまった。



「おっさん」

彼は朝食をすでに済ませたのか、くつろぎながら読書をしていた。

安眠妨害67

「昨日は色々と迷惑をかけてごめんなさいね」

「気にするな。」

「あなたのお陰で、久し振りにゆっくりちゃんと眠ることができたわ」
「こんなに体の調子がいいのは久し振りよ」

私は床に寝ていた筈の自分が、いつの間にかベッドで寝ていたことについて訊ねようとした。

「あ、ねぇ・・・・」

彼の顔を見たら、なんとなくその意味がわかったような気がした。
私の勝手な勘違いかもしれないけどね。

「なんだ?」

「ううん、なんでもない」

彼の気遣いが嬉しくなり、自然と顔がほころんだ。

「・・・・ありがとう、Azazel」

彼は言葉の意味がよくわからないようだった。
無表情のまま私を見ている。

「朝食はもう出来てるぞ。冷めない内に食べるといい」

「うん、そうするわ」



安眠妨害68

(・・・・・)


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「あら、旦那様?お煙草なんて吸いましたっけ??」

「・・・・・・」
「今日だけだ」


そう言って彼は煙草をくゆらせた。




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