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ゆるゆるOblivion

Oblivion妄想RP日記です。渋親父率高いので、加齢臭漂ってます

ベッド攻防戦

スー・・・スー・・・

安眠妨害38




安眠妨害39



パチッ
安眠妨害40



ガバッ
安眠妨害41


「・・・・・」


安眠妨害42

部屋を見回したが、なんの気配も感じられない。
特に異常も見られなかった。

(気のせいか・・・?)



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スースー・・・・

スヤスヤ・・・・

安眠妨害43


スヤスヤ・・・・


安眠妨害44

「!?」

おっさんは飛び起きた。
自分の目に入ってきたものが信じられなかったのだ。

「ちょっ・・・!○△□っtr・・・!!!」

混乱し過ぎて、うまく単語が出ない。

「起きろ!!!!!」

ようやく言葉になった。

安眠妨害45

「うーん・・・、なによ、五月蝿いな・・・・」

私は寝ぼけながらのっそりと起き上がった。

「どうして君がここにいる!?ここは私の部屋だぞ・・・・」

「うーん・・・・?」

「君はEyjaと一緒の筈だろう?部屋を間違えたとは言わせないぞ」

おっさんは怒っているようだった。

安眠妨害46

「だって、なんか隣が空いてたから・・・」

「はぁ!?」
「隣が空いてたら、どこでも、誰とでも寝るのか?」

おっさんはかなりあきれている模様。

「大体、君は・・・・」

安眠妨害47


「・・・・・・・・」






安眠妨害48


「なんだその格好はっ」



「服を着ろ!!」


おっさんはその辺にあった服を私に押し付けた。


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「はぁ・・・、だから嫌だったんだ・・・」

おっさんはうなだれていた。

安眠妨害49

「君といるとロクなことにならん・・・」

「ちょっと待ってよ、なんで私が悪いことになってるのよ」

安眠妨害50

「全部あなたのせいなのに!」

やっと眠気から覚めた私は、どうしてこの部屋に来たのか、当初の目的を思い出していた。

「あんないびきのヒドイおばさんと、一緒に寝れるわけないじゃない!」
「泊まらせたくないなら、最初から断ってくれればよかったのに!」

私には嫌がらせにしか思えなかったのだ。

安眠妨害51

「私が眠れない理由ちゃんと説明したわよね?場所を転々としてる理由も教えたはずよ」
「なのに、どうしてなのよ・・・・」クスン

感情が昂ぶってしまい、私は涙ぐんでしまった。
おっさんのことを一番信用して頼りにしていたのに。
悔しくて、悲しくて、やりきれない。

「・・・・・・」

おっさんはいつもと様子が違う私に多少戸惑っているようだ。
切羽詰っていることを感じ取ったのかもしれない。

安眠妨害52

「Eyjaのいびきの事は知らなかった。悪気があってしたことじゃない」
「だが、君には辛い思いをさせてしまったようだな」

安眠妨害53

「すまなかった」

彼は素直にあやまった。

「・・・・わざとしたんじゃないの・・・?」

「私はそんなネチっこい意地悪はしない。やるならもっと大胆にやる」

思わず顔がほころぶ私。
おっさんも少し安心したのか微笑んでいた。

「さて、君の寝床だが、地下がダメとなると二階か玄関ホールしかないのだが・・・」

「ねえ、この部屋はダメなの?」

安眠妨害54

「確かにこの部屋が一番広いが・・・」

「私この部屋がいいな。」
「暖炉があって暖かいし、あなたがいると思うと安心して眠れそうなの」

安眠妨害55

「あなたは、いびきもかかないしね」

「・・・・別にかまわんが・・・」

安眠妨害56

「ベッドには近づくなよ」


怖い顔で睨まれた。



「えー、なんで?独りで寝るには広すぎない?」

「私は添い寝をしてもらうなら女っぷりの良い、美しい女性と決めている」

私はしなを作って、えへっ☆と可愛らしく笑った。

「君には少し荷が重いようだ」

「・・・そうね、自分でもそう思う・・・」ショボン

最初から無理だとわかっているので、あっさり身を引いた。


安眠妨害57


「それと、この部屋で寝たいなら必ず服を着ろ」

「えー、無理ー」
「だって、寝返り打つたびにからまっちゃうんだもの・・・・」

裸で寝ることに慣れてしまった私にとって、服は煩わしい物以外のなにものでもなかった。
あの開放感は体験した人間にしかわからないだろう。

「君の寝相など、知ったことか。」
「裸で寝たいなら外で寝ろ。絶対この部屋では許さないからな」

凄みの利いた形相で、しっかり念を押された。
私は渋々それに従うしかなかった。




・・・でも、嬉しいな。
やっとちゃんと眠れるんだ。

安眠妨害58

暖炉の前が丁度良いので、そこで横になった。
暖かくて、気持ちが良い。

うふふ、この服、おっさんの匂いがする・・・。
加齢臭じゃなくて、おっさん自身の匂いなんだ・・・・

なんだか、落ち着くなぁ・・・

・・・・・

・・・・・・・・・


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スースー・・・




安眠妨害59



スースー・・・



安眠妨害60



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おっさんは外へ出て、バルコニーで煙草をふかしていた。

安眠妨害61


(まったく・・・・)


彼女と関わるごとに何かしら事件が起こる。
彼はいつも振り回されっぱなしだった。


安眠妨害62


(厄年なのかな・・・)


安眠妨害63



彼はそのまま眠れずに夜が明けた。

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