ゆるゆるOblivion
Oblivion妄想RP日記です。渋親父率高いので、加齢臭漂ってます
<短編>hold my hand
---<短編>hold my hand---
:::::!!注意!!::::::::::::::
ここから先はおじさんと若い娘のイチャラブ話となっております。
なので、免疫のある方のみご覧下さい。
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:::::!!注意!!::::::::::::::
ここから先はおじさんと若い娘のイチャラブ話となっております。
なので、免疫のある方のみご覧下さい。
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~Imperial City Market District~

おっさんと待ち合わせをしたのに、時間が来ても中々現れない。
滅多に時間に遅れるような人じゃないので尚更心配だった。

どうしたんだろう、遅いなー・・・
と不安そうに佇んでいるMiaの元へ、見るからに軽薄そうな男が近付いてきた。
「やあ、誰かと待ち合わせかい?」

どうやらナンパのようだ。
彼は「一緒にお茶でも飲みながら、僕の音楽の話を聞かせてあげるよ」などとしつこく付き纏い、
Miaはあからさまに嫌そうな表情をしながら断り続けていた。

「じゃあさ、相手が来るまで僕とそこで軽く飯でも食おうよ。それならいいだろ?」
「・・・困ります。もう、すぐ来ると思うんで、ここで待ってないと・・・」
「すぐそこだよ?来たらわかるって。ね?ずっと立ってて疲れちゃっただろ?少し座ろうよ」

(・・・うっとうしいなー・・・・)
いくら言っても引き下がってくれないので、どうしようかとさすがのMiaも困り果ててしまった。
その時、後方からこちらに迫ってくる足音が聞こえてきた。
「遅くなってすまない」

ようやくおっさんがやってきた。

「え、親と待ち合わせ?なんだよ、最初に言ってくれよ・・・・」
男は”チっ”と舌打ちしながら苦々しくおっさんを見やった。
おっさんは軽く男の方を一瞥した後、何事もなかったかのようにMiaに向き直り声を掛けた。
「Mia」
「ん??なに?」

呼ばれたので振り向くと、彼が自分の顎を掴みいきなり唇を重ねてきた。
「!?」
かなり深くねぶるように唇を貪られ、驚きと喜びと恥ずかしさで何がなんだかわからなくなってしまい、
彼女は目を見開いたまま呼吸出来ずにその場で力無くもがいた。

男は情熱的なふたりのキスにあてられ我を忘れてしまったのか、ゴクリと生唾を飲み込みながら、食い入るように見入っていた。
:
:
:
:
彼の熱い口付けからようやく解放されると、Miaは顔を真っ赤にしながら暫く惚けたようにその場に佇んでいた。

「・・・父親がこんなことをするかね?」
おっさんは冷ややかな視線を男に向けながらそう言い放った。
「で、君は何者だ?まさか、私の大事な彼女をナンパしていたわけではあるまいな?」
「はっ、ははっ・・・そんなわけないじゃないですか」
軽薄そうな男はおっさんから発せられる威圧感と鋭い視線に恐れをなしたのか、おどおどと視線を泳がせていた。
「・・・ったく、ファザコン女とロリコン親父め・・・、気持ち悪ぃんだよ・・・」
小声で捨て台詞のように呪いの言葉を吐くと、そそくさと逃げて行ってしまった。

::::::::::::::::
「・・・大丈夫かMia?遅くなってすまなかったな」
「いいのよ別に。それにしても何よ、あの男。本当、最低。」
「世の中には失礼な奴もいる」
「・・・私のせいで嫌な思いをさせてしまったな・・・・」
「ナンパなんて初めて。私も少しは女らしくなったってことかしら?」
「君は以前から異性の目を引く存在だったよ」
「ウソツキ。」
おっさんはからかうように口角を上げると、フフっと楽しそうに笑った。
彼はMiaの肩に優しく手をかけると、一緒に行こうと約束していた料理店を目指して歩き始めた。

「あー・・・・、その、すまなかったな。いきなり・・・」
言い辛そうに言葉尻を濁し、察してくれと言わんばかりに申し訳なさそうに眉尻を下げた。

「つい、ムキになってしまって、その、わからせてやりたかったんだ。私が君の・・・」
「わかってるわよ、Azazel。父親って言われてカチンときたんでしょ?」
彼が人目のある所でいきなりキスをするような人間じゃないことは百も承知だ。
なのにああいう行動に出たということは、余程の事だったのだろう。

「ちょっとビックリしちゃったけど、嬉しかったな。・・・ねえ、もう一度してくれない・・・?」
「・・・馬鹿を言うんじゃない。」
おっさんは恥ずかしさを誤魔化してるのか、上擦りながらそっぽを向いてしまった。
それから冷静さを取り戻すと、
「・・・私は君の彼氏に見えないのだろうな・・・」
と、少し寂しそうに呟くと、もう離さないぞとばかりにMiaの手をしっかりと握り締めた。


-おわり-
*******************
*******************
これの元ネタは数年前にツイッター上であった”オジプラス”なるおじさんとの恋愛妄想からきています。
知ったのは大分後なのですが(今年の春頃にたまたま見つけました)、あー、似たような嗜好を持つ人がいるんだな~って、ちょっと嬉しかったのを覚えています。
なのでいつかこの中のネタを使ってお話を作ってみたいな~って考えてました。
私はそういうネタに全くといっていいほど疎いので、萌えポイントとかも実はよくわからないんです><
そういうのが好きな人のネタを読むと”なるほど~”って思うことが沢山あってかなり参考になりました。
ちなみにこちらが元ネタです。
”おじさんを待ってる時にナンパされおじさんが助けてくれたけど「君の親?」と男に言われて
「馬鹿か」急に顎を掴まれキスされ「親がんな事すると思うか?」とにやりと笑うが、
その後しっかり手を繋ぎ「俺はお前の彼氏だもんな」と少し親と言われた事を気にしてるおじさん。”
個人的にとってもツボです(笑)
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~Imperial City Market District~

おっさんと待ち合わせをしたのに、時間が来ても中々現れない。
滅多に時間に遅れるような人じゃないので尚更心配だった。

どうしたんだろう、遅いなー・・・
と不安そうに佇んでいるMiaの元へ、見るからに軽薄そうな男が近付いてきた。
「やあ、誰かと待ち合わせかい?」

どうやらナンパのようだ。
彼は「一緒にお茶でも飲みながら、僕の音楽の話を聞かせてあげるよ」などとしつこく付き纏い、
Miaはあからさまに嫌そうな表情をしながら断り続けていた。

「じゃあさ、相手が来るまで僕とそこで軽く飯でも食おうよ。それならいいだろ?」
「・・・困ります。もう、すぐ来ると思うんで、ここで待ってないと・・・」
「すぐそこだよ?来たらわかるって。ね?ずっと立ってて疲れちゃっただろ?少し座ろうよ」

(・・・うっとうしいなー・・・・)
いくら言っても引き下がってくれないので、どうしようかとさすがのMiaも困り果ててしまった。
その時、後方からこちらに迫ってくる足音が聞こえてきた。
「遅くなってすまない」

ようやくおっさんがやってきた。

「え、親と待ち合わせ?なんだよ、最初に言ってくれよ・・・・」
男は”チっ”と舌打ちしながら苦々しくおっさんを見やった。
おっさんは軽く男の方を一瞥した後、何事もなかったかのようにMiaに向き直り声を掛けた。
「Mia」
「ん??なに?」

呼ばれたので振り向くと、彼が自分の顎を掴みいきなり唇を重ねてきた。
「!?」
かなり深くねぶるように唇を貪られ、驚きと喜びと恥ずかしさで何がなんだかわからなくなってしまい、
彼女は目を見開いたまま呼吸出来ずにその場で力無くもがいた。

男は情熱的なふたりのキスにあてられ我を忘れてしまったのか、ゴクリと生唾を飲み込みながら、食い入るように見入っていた。
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彼の熱い口付けからようやく解放されると、Miaは顔を真っ赤にしながら暫く惚けたようにその場に佇んでいた。

「・・・父親がこんなことをするかね?」
おっさんは冷ややかな視線を男に向けながらそう言い放った。
「で、君は何者だ?まさか、私の大事な彼女をナンパしていたわけではあるまいな?」
「はっ、ははっ・・・そんなわけないじゃないですか」
軽薄そうな男はおっさんから発せられる威圧感と鋭い視線に恐れをなしたのか、おどおどと視線を泳がせていた。
「・・・ったく、ファザコン女とロリコン親父め・・・、気持ち悪ぃんだよ・・・」
小声で捨て台詞のように呪いの言葉を吐くと、そそくさと逃げて行ってしまった。

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「・・・大丈夫かMia?遅くなってすまなかったな」
「いいのよ別に。それにしても何よ、あの男。本当、最低。」
「世の中には失礼な奴もいる」
「・・・私のせいで嫌な思いをさせてしまったな・・・・」
「ナンパなんて初めて。私も少しは女らしくなったってことかしら?」
「君は以前から異性の目を引く存在だったよ」
「ウソツキ。」
おっさんはからかうように口角を上げると、フフっと楽しそうに笑った。
彼はMiaの肩に優しく手をかけると、一緒に行こうと約束していた料理店を目指して歩き始めた。

「あー・・・・、その、すまなかったな。いきなり・・・」
言い辛そうに言葉尻を濁し、察してくれと言わんばかりに申し訳なさそうに眉尻を下げた。

「つい、ムキになってしまって、その、わからせてやりたかったんだ。私が君の・・・」
「わかってるわよ、Azazel。父親って言われてカチンときたんでしょ?」
彼が人目のある所でいきなりキスをするような人間じゃないことは百も承知だ。
なのにああいう行動に出たということは、余程の事だったのだろう。

「ちょっとビックリしちゃったけど、嬉しかったな。・・・ねえ、もう一度してくれない・・・?」
「・・・馬鹿を言うんじゃない。」
おっさんは恥ずかしさを誤魔化してるのか、上擦りながらそっぽを向いてしまった。
それから冷静さを取り戻すと、
「・・・私は君の彼氏に見えないのだろうな・・・」
と、少し寂しそうに呟くと、もう離さないぞとばかりにMiaの手をしっかりと握り締めた。


-おわり-
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これの元ネタは数年前にツイッター上であった”オジプラス”なるおじさんとの恋愛妄想からきています。
知ったのは大分後なのですが(今年の春頃にたまたま見つけました)、あー、似たような嗜好を持つ人がいるんだな~って、ちょっと嬉しかったのを覚えています。
なのでいつかこの中のネタを使ってお話を作ってみたいな~って考えてました。
私はそういうネタに全くといっていいほど疎いので、萌えポイントとかも実はよくわからないんです><
そういうのが好きな人のネタを読むと”なるほど~”って思うことが沢山あってかなり参考になりました。
ちなみにこちらが元ネタです。
”おじさんを待ってる時にナンパされおじさんが助けてくれたけど「君の親?」と男に言われて
「馬鹿か」急に顎を掴まれキスされ「親がんな事すると思うか?」とにやりと笑うが、
その後しっかり手を繋ぎ「俺はお前の彼氏だもんな」と少し親と言われた事を気にしてるおじさん。”
個人的にとってもツボです(笑)
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