fc2ブログ

ゆるゆるOblivion

Oblivion妄想RP日記です。渋親父率高いので、加齢臭漂ってます

雪山登山

-Burumaの遥か北、険しい雪山の頂上付近-

cak113


寒さに打ち震えながら歩き続け、ようやく目的地である高い塔が見えてきた。
あれがおっさんの知り合いである錬金術師が住んでいる建物だ。

先頭を歩いていたおっさんが立ち止まり、後ろを振り返った。


cak114

「ひとつ、注意事項がある」

二人を前に説明をし始める。

cak115

「これから会いに行く人物は、かなりの変人だ。」
「偏屈極まりない、口を開けば悪態しかつかないような、人間失格ダメ男だ」


cak116

「ひどい言われようだな」

「おっさんと大して変わりないじゃない」

cak117

おっさんに睨まれるMia。


「侮辱的な言葉をこれでもかと浴びせかけてくるだろう。」
「それを一々本気にしていたら身が持たない。だから何を言われても軽く受け流してくれないか」

cak118

「いいわよ。慣れてるもの」

「気にしなきゃいいんだろ?大丈夫、心頭滅却すれば火もまた涼し、だ」

二人は了解した。
多少不安は残るが、言うことは言ったので、後は運に任すしかない。

三人は塔に向かって再び歩き始めた。
おっさんに聞こえないよう、小声でMiaは横を歩いているChevに話しかけた。


cak119


「・・・やっぱり類は友を呼ぶっていうのは本当なのね・・・」





「聞こえてるぞ」

cak120

鋼のような鋭い声が前方からとんできた。



「・・・もう、なんで聞こえるのよ・・・」

ブツブツ文句を言いながら山道を歩いて行った。




関連記事

Newest