ゆるゆるOblivion
Oblivion妄想RP日記です。渋親父率高いので、加齢臭漂ってます
悪友
塔の中の魔方陣の上に三人は立っていた。
部屋へ移動してみたが誰もいない。

「今日はまた大勢で来たな。俺のサプライズバースデーパーティでも開いてくれるのか?」
どこからか男性の声がする。

見上げると、髭面の男が階段の上からこちらを見ていた。

杖をついているということは、足が不自由なのだろうか。

「今日は頼みごとがあって来たんだ」
おっさんは少し緊張した面持ちで口を開いた。

「お前が頼み事?珍しいこともあるもんだ」
「なんだ、言ってみろ。あ、わかったぞ、待て言うな」
髭面の男性は杖をつきつつ階段を降りながら、思い付いたことを適当に口に出し始めた。
「白髪染めがほしいのか?」
「違う」

「じゃあ、美味しい肉料理のレシピを教えて欲しいとか」
「違う」

「あれか、俺の大事なギターを横取りに来たんだろ?言っとくが、あれは渡さんぞ」

「自分のがあるし、あんなボロギター、コチラから願い下げだ」
ことごとく的外れな答えを出す髭面の男。
その辺をうろうろと歩きながら、必死に考えているようだ。
ふいにピタっと足を止める。

Miaの存在に気付き、不思議そうに見つめてきた。
若い女性がここにいるということが、彼にしてみたらおよそ異質なことだったのだろう。

思わず目が合ってしまったので、愛想笑いを浮かべるMia。

何事もなかったかのように、そっぽを向かれてしまった。

「ああ、なるほど、そうか。女の悦ばせ方を教えて欲しいんだろ?いいぞ、いくらでも教えてやる」
「遠慮なく聞けよ」

「何を言ってるんだ。むしろ、私の方からお前に享受すべきなのではないか?」
「ふむ、そうだったな。それはお前の得意分野だった」
「頼み事というのは、彼のことだ」
おっさんはChevを示した。
Chevは少しかしこまって軽く頭を下げた。
意外に礼儀正しい男のようだ。

「なんだ?俺はそっちの気はないぞ」
「そっちのお嬢さんの方がタイプだ」
「それは好きにしてくれてかまわん」

飛び交うセクハラ発言。
しかし、すべてがスルーされた。
「彼は”ゴンドール・カクテル”という毒物に犯されている。現在、解毒薬は存在していない」
おっさんは毒薬のことをかいつまんで説明した。
「解毒薬を完成させるにはお前の力が必要なんだ、House」

House(ハウス)と呼ばれた髭面の男性は、興味深そうにChevを観察していた。
腕を持ち上げて脈をとったり、目を勝手に広げて瞳孔の具合などを見ている。

「・・・なるほど、お前が作った毒薬か。これは面白そうだな」
Houseはニヤリと笑った。

「力を貸してくれるか?」
「いいだろう」
「タイムリミットがあるなんて、スリリングで楽しさ倍増じゃないか」
瞳が爛々と輝き始めた。

「まさに、俺好みだ」
部屋へ移動してみたが誰もいない。

「今日はまた大勢で来たな。俺のサプライズバースデーパーティでも開いてくれるのか?」
どこからか男性の声がする。

見上げると、髭面の男が階段の上からこちらを見ていた。

杖をついているということは、足が不自由なのだろうか。

「今日は頼みごとがあって来たんだ」
おっさんは少し緊張した面持ちで口を開いた。

「お前が頼み事?珍しいこともあるもんだ」
「なんだ、言ってみろ。あ、わかったぞ、待て言うな」
髭面の男性は杖をつきつつ階段を降りながら、思い付いたことを適当に口に出し始めた。
「白髪染めがほしいのか?」
「違う」

「じゃあ、美味しい肉料理のレシピを教えて欲しいとか」
「違う」

「あれか、俺の大事なギターを横取りに来たんだろ?言っとくが、あれは渡さんぞ」

「自分のがあるし、あんなボロギター、コチラから願い下げだ」
ことごとく的外れな答えを出す髭面の男。
その辺をうろうろと歩きながら、必死に考えているようだ。
ふいにピタっと足を止める。

Miaの存在に気付き、不思議そうに見つめてきた。
若い女性がここにいるということが、彼にしてみたらおよそ異質なことだったのだろう。

思わず目が合ってしまったので、愛想笑いを浮かべるMia。

何事もなかったかのように、そっぽを向かれてしまった。

「ああ、なるほど、そうか。女の悦ばせ方を教えて欲しいんだろ?いいぞ、いくらでも教えてやる」
「遠慮なく聞けよ」

「何を言ってるんだ。むしろ、私の方からお前に享受すべきなのではないか?」
「ふむ、そうだったな。それはお前の得意分野だった」
「頼み事というのは、彼のことだ」
おっさんはChevを示した。
Chevは少しかしこまって軽く頭を下げた。
意外に礼儀正しい男のようだ。

「なんだ?俺はそっちの気はないぞ」
「そっちのお嬢さんの方がタイプだ」
「それは好きにしてくれてかまわん」

飛び交うセクハラ発言。
しかし、すべてがスルーされた。
「彼は”ゴンドール・カクテル”という毒物に犯されている。現在、解毒薬は存在していない」
おっさんは毒薬のことをかいつまんで説明した。
「解毒薬を完成させるにはお前の力が必要なんだ、House」

House(ハウス)と呼ばれた髭面の男性は、興味深そうにChevを観察していた。
腕を持ち上げて脈をとったり、目を勝手に広げて瞳孔の具合などを見ている。

「・・・なるほど、お前が作った毒薬か。これは面白そうだな」
Houseはニヤリと笑った。

「力を貸してくれるか?」
「いいだろう」
「タイムリミットがあるなんて、スリリングで楽しさ倍増じゃないか」
瞳が爛々と輝き始めた。

「まさに、俺好みだ」