ゆるゆるOblivion
Oblivion妄想RP日記です。渋親父率高いので、加齢臭漂ってます
応急処置
-錬金術研究室-

Chevの腕から注射針を抜くHouse。
「エピネフリンを打っておいたから暫くは大丈夫だろう」
「羊の副腎から抽出しといたのが残ってて良かったな」
「エピネフリンってなんだ?」
腕をさすりながら聞いてみた。
耳慣れない言葉だったからだ。
「副腎髄質ホルモンのことだが、アドレナリンと一緒さ」

「それを打ってれば、俺は死なないのか?」
「いや、ただの時間稼ぎにしかならんよ」
Houseが真面目そうな顔つきでこちらを見た。
「いいか、アドレナリンを常に分泌させておくってことは、常に興奮状態だってことだ」
「心筋収縮力の上昇、心臓、肝臓、骨格筋の血管拡張、消化管の運動低下、そして・・・」
少し間をおき、ゆっくり口を開く。
「勃起不全を引き起こす」
言い終わった後、ちょっと嬉しそうに口元を歪ませた。

「どうだ?盛り沢山だろ?」ニヤニヤ
「なんだか生きた心地がしねーな・・・」
Chevはため息をつき、ガックリとうなだれた。

「ま、悪影響を引き起こすことだけは確かだ」
「お前さんの体がどれだけ持ち堪えられるか見ものだな」
上の階に繋がってる梯子からAzazelが降りてきた。
机の上に書類を置く。

「一応、覚えてる分だけ書き出してみたのだが・・・」
「私の祖国にはあっても、こちらには生息していない材料が結構あるぞ」
「代替品を考えるしかないな」
さほど慌てる様子もなく、淡々とHouseはそう言った。
それくらいのことはあらかじめ想定していたのだろう。
「まずは”ゴンドール・カクテル”そのものをテスト的に精製してみようと思う」
「時間がかかるが、やむを得ないか・・・」

Azazelは心配そうにChevの方を見た。
なんとか彼を生き延びさせたいと願っているからだ。
「なぁに、そんなに手はかからないさ。彼の状態を魔法で調べてみたら、大体見当はついたよ」
「お前のリストもあるし、毒薬の方は比較的簡単に作れるだろう」
彼はAzazelが数年かけて作り上げた毒を数日で作れると言う。
さすが”天才錬金術師”と謳われたHouseだけのことはある。

「さて、俺はもう少しこの男を調べたいんだ」
「二人きりにしてくれるかな?」
怪しげに微笑むHouse。
Chevがおっさんに助けを求めるような目で訴えかけてきた。
身の危険を感じたのだろう。

思わず苦笑するおっさん。
「そんな顔するな。取って食おうってわけじゃないんだから」
「本当か?ケツの穴から腸を引きずり出されたりしねーよな??」

「ふむ、それも面白そうだな。資料のために取り出してみるか?」
横から口を挟むHouse。
「やめてくれ(涙)」
本気で青冷めるChev。
今まで健康一筋で生きてきたため、余計にこういう事には弱いのだろう。

「じゃあ、私は少し休んでから材料の準備に取り掛かるとしよう」
「そうしてくれ。水浴びでもして頭をスッキリさせてこい」
「暫く徹夜になるぞ」
おっさんはChevに頑張れと応援メッセージを送ると、部屋を出て行った。

Chevの腕から注射針を抜くHouse。
「エピネフリンを打っておいたから暫くは大丈夫だろう」
「羊の副腎から抽出しといたのが残ってて良かったな」
「エピネフリンってなんだ?」
腕をさすりながら聞いてみた。
耳慣れない言葉だったからだ。
「副腎髄質ホルモンのことだが、アドレナリンと一緒さ」

「それを打ってれば、俺は死なないのか?」
「いや、ただの時間稼ぎにしかならんよ」
Houseが真面目そうな顔つきでこちらを見た。
「いいか、アドレナリンを常に分泌させておくってことは、常に興奮状態だってことだ」
「心筋収縮力の上昇、心臓、肝臓、骨格筋の血管拡張、消化管の運動低下、そして・・・」
少し間をおき、ゆっくり口を開く。
「勃起不全を引き起こす」
言い終わった後、ちょっと嬉しそうに口元を歪ませた。

「どうだ?盛り沢山だろ?」ニヤニヤ
「なんだか生きた心地がしねーな・・・」
Chevはため息をつき、ガックリとうなだれた。

「ま、悪影響を引き起こすことだけは確かだ」
「お前さんの体がどれだけ持ち堪えられるか見ものだな」
上の階に繋がってる梯子からAzazelが降りてきた。
机の上に書類を置く。

「一応、覚えてる分だけ書き出してみたのだが・・・」
「私の祖国にはあっても、こちらには生息していない材料が結構あるぞ」
「代替品を考えるしかないな」
さほど慌てる様子もなく、淡々とHouseはそう言った。
それくらいのことはあらかじめ想定していたのだろう。
「まずは”ゴンドール・カクテル”そのものをテスト的に精製してみようと思う」
「時間がかかるが、やむを得ないか・・・」

Azazelは心配そうにChevの方を見た。
なんとか彼を生き延びさせたいと願っているからだ。
「なぁに、そんなに手はかからないさ。彼の状態を魔法で調べてみたら、大体見当はついたよ」
「お前のリストもあるし、毒薬の方は比較的簡単に作れるだろう」
彼はAzazelが数年かけて作り上げた毒を数日で作れると言う。
さすが”天才錬金術師”と謳われたHouseだけのことはある。

「さて、俺はもう少しこの男を調べたいんだ」
「二人きりにしてくれるかな?」
怪しげに微笑むHouse。
Chevがおっさんに助けを求めるような目で訴えかけてきた。
身の危険を感じたのだろう。

思わず苦笑するおっさん。
「そんな顔するな。取って食おうってわけじゃないんだから」
「本当か?ケツの穴から腸を引きずり出されたりしねーよな??」

「ふむ、それも面白そうだな。資料のために取り出してみるか?」
横から口を挟むHouse。
「やめてくれ(涙)」
本気で青冷めるChev。
今まで健康一筋で生きてきたため、余計にこういう事には弱いのだろう。

「じゃあ、私は少し休んでから材料の準備に取り掛かるとしよう」
「そうしてくれ。水浴びでもして頭をスッキリさせてこい」
「暫く徹夜になるぞ」
おっさんはChevに頑張れと応援メッセージを送ると、部屋を出て行った。