ゆるゆるOblivion

Oblivion妄想RP日記です。渋親父率高いので、加齢臭漂ってます

誤解

-錬金術研究室-


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おっさんが水浴びから戻ると、部屋にはChevの姿しかなかった。
彼は椅子に腰掛けて酒を飲んでいた。

「奴はどこ行った?」

「Houseならワインを取りに行ったぜ。」

「そうか」

おっさんは先程自分で書いた書類をおもむろに手にすると、もう一度見直し始めた。

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「・・・・・」

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Chevはおっさんの挙動を暫く観察した後、ポツリと言った。

「あんた、案外隅におけねーな」


「ん?」

不思議そうにおっさんがこちらを見た。
何を言われたのかよくわからなかったのだ。

「あんな若い子口説き落とすなんて、年の割にはやるじゃねーか。恐れ入ったぜ」

どうやらMiaとデキていると思っているようだ。
無理も無い。
ついさっき、そうとしか思えないシチュエーションに遭遇してしまったのだから。

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「完全に誤解だ。私と彼女はそういった関係ではない」

「うん?そうなのか?俺にはそういう風にしか見えなかったけどなー」


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「話せば長くなるから説明はせんが、とにかく、勘違いしないでもらいたい」

「それは無理な話だよな」

Chevは意味ありげに笑っていた。

「いいじゃねーか。デキてるってことにしとけばよ。別に困らんだろ?」

「まあ、風評は気にしないタチだが・・・」
「彼女が可哀想だろう」

自分のことはさておき、若い彼女はそういった話題に敏感かもしれない。
矢面に立たされた時迷惑するのは彼女の方だろうと思い、おっさんは気を使った。

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「そんなこたぁないだろー。あちらさんの方が満更でもねーって感じじゃねーか?」
「あんた慕われてるみたいだからな」

確かにMiaはおっさんに懐いてはいるが、そういった感情は微塵も持ってない筈だ。
というか、彼女には他に意中の相手がいることを知っているので、そんなこと考えたこともなかった。

「光栄だね」

どうでもよさそうにそう言うと、再びメモ書きに目を落とした。

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「おっさん、あんた淡白だよな」

chevは笑った。

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「普通なら喜んでも良さそうなネタなのによ。人相悪いくせにそういった事には慣れてそうだな」
「年の功ってやつか?」

「長生きしてれば色々あるさ」


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「・・・なあ、今度俺に可愛い子紹介してくれよ」

「生きてたらな」

「約束だぜ」

Chevはカップをおっさんにかざし、ウインクをした。
希望はまだ捨ててないようだ。


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