ゆるゆるOblivion

Oblivion妄想RP日記です。渋親父率高いので、加齢臭漂ってます

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待ち人来たらず

一体何度この道を往復しただろう。
私達は再びUmbacano氏の屋敷を訪れた。

待ち人来らず01

Umbacano氏はこの冠が偽物だということに気付くだろうか?
多少不安ではあるが、何食わぬ顔をして渡そうと思う。



待ち人来たらず02

彼はいつも通り私達の方には見向きもせず、熱心に読書に耽っている。
私達自身には全く興味がないのだろう。

「なんの用だ?冠を手に入れるまでは、顔を出さんでよろしい」

私は無表情で例の物をテーブルの上に置いた。

「!!」

彼は本を投げ落とし、身を乗り出して冠に見入った。
恐る恐るそれを手に取り眺めている。

「こ、こ、こ、こっ・・・・!!」

(鶏か?)

「これがAyleid Crown of Nenalataなのか!」
「素晴らしい!よくあの女が手放したな!君達は全く大したものだ!」

テンション高めの彼は、顔を紅潮させながら歓喜の声を上げた。

「こうしちゃおれん。一時の猶予もないな」
「私はNenalataという遺跡でAyeleidの王の事を調べたいのだ」
「もちろん、護衛を頼まれてくれるよな?」

断ったら噛みつかれそうな勢いだったので、頷くしかなかった。

「Nenalata遺跡の前で待ち合わせだ。三日以内に必ず来るのだぞ」



---------------------------------------------------------------------

Nenalata遺跡。
遅れたら殺されそうだったので、その足で遺跡へ向かった。

待ち人来たらず04

「三日以内って、一体いつ頃来るつもりなのかしら?」

「今日は来んだろう。」
「だが、獣並の早さでやってきそうな勢いだったな」

「やっぱり偽物だってバレなかったね」

「彼には真贋を見極める能力はないのだろう」

金持ちの道楽なんてそんなものだ。


「それにしても、いつまでこんな事に付き合わなきゃいけないのかしら・・・」

いい加減、疲れてきた。
あのじじぃと顔を合わすのもこれで最後にしたい。

「金に目が眩んだ己が悪いのだ」
「首を突っ込んだ以上、カタを付けるまで付き合うしかなかろう」

おっさんはため息をついた。

「まったく、とばっちりもいいとこだ・・・」


元々この仕事はおっさんには全く関係がない。
10体ものAyleid Statueを1人で集めるのが大変だったので、私が無理矢理連れてきたのだ。


「ギルドマスターが困ってるんだから、助けてくれたっていいでしょ?」

「プライベートなことに巻き込まんでくれ」


私は唇を尖らせ、ムーっとおっさんを睨んだ。



日がどんどん暮れていく。
私達はとにかく待った。

待ち人来たらず05



待ち人来たらず06



待ち人来たらず07

(まったく、いい気なもんだ・・・)



-------------------------------------------------------------


いつの間にか私は眠ってしまったらしい。

気が付くと、おっさんが誰かと会話している声が聞こえた。
咄嗟にUmbacano氏だと思い、身を起こす。

・・・・・?

待ち人来たらず08

・・・えっと、どちら様でしょうか?


どう見ても、Umbacano氏じゃないよね。
私が寝ぼけ眼でぼー・・・っと見上げてると、彼は朗らかに挨拶をし、にこっと微笑んだ。

「おはよう、お嬢さん」


待ち人来たらず09


「その様子じゃ、私のことは覚えていないようだね」
「君に嘘の情報を教えたり、彫刻を取り合ったのは仕事の内だったんだ。悪く思わないでくれ」

そういえば以前、Umbacano氏から別の彫刻を取って来るよう依頼を受けたことがあった。
あの時、偽情報やら、邪魔をしてきたウザイ一派がいたっけか。

「彼はClaude Maricだ。今回再びUmbacano氏から依頼を受けたそうだ」

「今回は敵ではなく味方だ。リーダーは君だ。頼りにしてるよ。」



(なによこれ、話が違うじゃないのよ・・・)

待ち人来たらず10

他にも人が来るのなら教えてくれればいいのに。
っていうか、彼が来るなら私達は必要無いんじゃないの?


私達はUmbacano氏が来るのをひたすら待った。
あんなにwktkしてたクセに、なんで真っ先に来ないのよ!

今日も丸一日、無意味に過ごした。
なんてもったいない・・・orz

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